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■日本が敗戦に追い込まれた3つのポイント
さて、このバーレーン戦は、前述のとおりテレビでのライブ中継がなく、かつまたネット中継もトラブルがあったようで、
泣く泣く観戦を断念したファンも少なくなかったと聞いている。
そこで当初は、試合の推移をできるだけ詳しく描写することを考えていたのだが、
むしろポイントを絞って言及したほうが、より効果的だろうと考えを改めるに至った。
以下、3つのポイント(=敗因)から試合を振り返ることにしたい。
(1)DFがスピードに対応できていない
前半24分の失点は、局面だけ見ればセットプレーによる失点である。
だが、序盤からバーレーンは縦方向への素早い攻撃で相手ゴールに殺到し、受け身に回った日本は防戦一方となっていた。
いったんボールを押し戻しても、すぐさまインターセプトされてピンチの状態に逆戻り。前半の失点は、時間の問題だったように思う。
確かに、中盤でのボールの取られ方の悪さは気になった。だが、それ以上に不安に思えたのが、
加速して突っかかる相手に対し、センターバックの2人が追い切れていなかったという事実である。
中澤佑二にしても寺田周平にしても、高さと強さには定評があるものの、スピードで揺さぶられると予想外の脆さを露呈してしまう。
これは今後の大一番に向けて、決して小さくない不安材料である。
>>2以降へ続く