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続き
「日テレは今でも1試合1億円払ってるといわれてるが他局にはかなり安く売って
いるようです。'08年の1試合当たりの平均放映権料(日テレも含む)は約8100万円。
テレ東には5000万円で売ったという話まで伝わっている。まさに叩き売り」(同・OB)
実際'06年、巨人戦の放映権を買って5.5%の視聴率しか稼げなかったテレ東の菅谷
定彦社長(当時)は記者会見でこうボヤいたという。「視聴率が15%とれると思って
購入し制作費も1300万円かけた。ところがCMは5000万円しか入らなかった…」
●縮まる巨人と阪神の年俸格差
'09年は厳しい状況に拍車がかかりそう。「'08年4~9月期の日テレの決算
は12億2000万円の赤字ですが、そのうち数億円は巨人戦中継による赤字
といわれている。今や巨人戦中継のスポンサーがなかなか集まらない。
今季41試合放送したが来季は30~31試合に抑えたいのが上層部の考え。
中には半減の20試合でいいと提案した幹部もいたと聞く」(日テレ関係者)
巨人凋落の影響で倒産した会社もある。'07年2月、巨人に関連するキャラクター
グッズを販売していた株式会社スポーツマーケティングプロパティーズが推定3億円
の負債を抱え破産。「この会社は巨人とライセンス契約をし、ジャビット人形や選手
のネーム入りタオルなど様々なグッズを製作、東京ドームを中心に販売。'04年には
巨人軍創設70周年記念グッズが好評で年商17億円に達したが、8年ぶりのBクラス
に落ちた翌年は年商7億円にまで落ち赤字転落。元々巨人の勝率に左右されやすい
会社でしたが、ここ数年の巨人人気の陰りが決定的でした」(信用調査会社関係者)
視聴率がとれずスポンサーがつかないから放送試合数が減らされる。放送が減れ
ば人気凋落に拍車がかかり観客も年間シート売上も減る。その結果、益々視聴率
がダウンするという悪循環が迫ってきている。
「今オフ、巨人が大型補強を見送った訳は補強から育成の方針に変えたなどと
されてますが懐を引き締めにかかったのではないか。実際、清水、二岡、門倉、
野口、小坂ら〝働かない〟高額年俸選手が軒並みチームを去ったのはリストラ
ともいえる。各球団の年俸上位10選手の総額を比べると巨人と2位阪神の差は
8億円程しかない」(巨人関係者)
>>5以降に続く