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四月に開幕する野球の関西独立リーグに参加する明石レッドソルジャーズの運営会社「明石市民球団」(大村節二代表)を解任された元専務(59)が、
球団名義の銀行口座などから現金約二百万円を引き出したまま、返済していないことが二十二日、分かった。
球団側は、業務上横領罪で明石署に刑事告訴する方針。元専務は「引き出した現金は手を付けていない。
突然の解任は不当で、球団が話し合いに応じ納得すれば返したい」と話している。
球団関係者によると、元専務は昨年三月以降、主に経理を担当。
昨年十二月二十六日に開かれた役員会で、勤務態度などを理由に、解任されたという。
しかし、元専務は普段自ら管理していた球団や大村代表名義の複数の金融機関口座の通帳とキャッシュカード、実印を所持したままだという。
今月に入り、球団側が口座残高を照会したところ、球団が募るファンクラブ入会金やスポンサー契約料など計約二百万円が引き出されていることが判明。
元専務が、解任された翌日から計三回に分けて銀行などの現金自動預払機(ATM)で引き出していたという。
球団によると、選手と交わした契約書も見当たらないという。
元専務は現金の引き出しを認めた上で「球団経営に懸命に努力してきたのに、一方的な解任は不当だ。
地位の確認や未払いの報酬でも争いがある」と主張。
引き出した現金は手元に残しているといい、「私の主張は球団に文書で伝えているが返事はない」としている。
一方、大村代表は「経理を全面的に任せていたが、本人が受け取る報酬額などにも、疑問があった。
解任は、正当な手続きを踏んでいるので問題ない。通帳や印鑑を返還するのは当然だ」と反論している。
関西独立リーグは四月、明石、神戸、大阪、和歌山市に本拠を置く四チームが参加して開幕。
明石レッドソルジャーズは明石球場を本拠地とし、開幕に向け、球団や、支援する明石市が市民や企業の後援会員を募るなどの準備を進めている。
ソース:神戸新聞
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