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元メジャーリーガーのマーク・マグワイア氏(以下マグワイア氏)の弟が、著書の中で
マグワイア氏がステロイドを使用していたと記したとウェブサイトのwww.deadspin.comが報じた。
実弟のジェイ・マグワイア氏(以下ジェイ氏)は、出版予定の回顧録の中で、マグワイア氏が
運動能力向上薬物に関与するようになったのは、自分自身が原因だとしている。
セントルイス・カージナルスやオークランド・アスレチックスで活躍し引退したマグワイア氏は、
1998年に当時の年間本塁打記録を更新する70本塁打を放ち、メジャーリーグで最も神格化
された故ロジャー・マリス氏が1961年に樹立した年間61本塁打を大きく塗り替えた。
しかし、その栄光はドーピングの告発により失われた。マグワイア氏がステロイドの使用を
繰り返し否定する中、同氏は2005年に開かれた米野球界のドーピングに関する公聴会で
ステロイドの使用否定を拒絶し、その名声は台無しとなった。その後、マグワイア氏は公の
場にほとんど姿を見せておらず、公聴会で否定も肯定もしなかったことが、通算583本塁打を
記録しながらも野球殿堂入りの投票で記者たちからの支持を受けられず、票数が獲得できない
理由だと考えられている。
マグワイア氏は、元チームメイトのホセ・カンセコ氏が著書の中で列挙した米野球界の
ステロイド使用者の一人に挙げられているが、1980年代にマグワイア氏がステロイドを
使用し始めたというカンセコ氏の主張を否定するジェイ氏は、マグワイア氏の薬物使用開始は
1994年にカリフォルニアでジェイ氏がボディビルディングのコンテストに優勝してからだとしている。
ジェイ氏は、1998年にサミー・ソーサとマグワイア氏が本塁打王を争っていた際にロッカールームで
栄養補助剤のアンドロステンジオンを兄に供給したとしており、マグワイア氏はその薬物の
使用を認めている。
ソース:AFPBB News
URLリンク(www.afpbb.com)