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巨人・清武英利球団代表(58)が22日、大阪市内のホテルで行われたプロ野球労組選手会との事務折衝後、
近い将来のユース設立構想を披露。田沢問題に端を発した海外流出阻止に関して球団の下部組織の必要性を強調した。
新井選手会長ら選手会幹部と約2時間の協議で、清武球団代表は自らの持論を展開した。
それがプロ球界初のユース設立という構想だ。
「自前の育成組織がないので今はほかに(アマ球界)頼っている。その間は海外流出を防ぐことはできない。
自前の育成組織をつくるしかない」と同代表。詳細こそ明かさなかったが、球団側も今後は
高校生レベルでの下部組織を形成。そこから吸い上げる形で、ドラフトを経由せずプロ野球選手を生み出す
システムを構築するという。
プロ球団に下部組織ができれば、自前の有望なアマ選手と早期の段階でプロ契約もでき、
海外流出を阻止できる可能性も高まる。
同代表は「ユースの設立は現実に近づいていると思っている。(選手会の)石渡弁護士も
それはいいことだと言ってくれている」と力説。選手会側も一定の理解を示しており、
ユース設立の実現に向けて動きだすことになりそうだ。
ただ今後の課題は、高野連を筆頭としたアマ球界とどう折り合いをつけていくのかどうか。
いずれにせよ、同代表が球界に一石を投じることになるのは間違いない。
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