09/01/22 11:44:32 0
>>1の続き
山崎氏「キャッチボールを見ていたら窮屈な投げ方をしていたが、ブルペンに入ると見違えた。この子、エエなあ…と。
阪神にはいない本格派の先発投手。ひじの柔らかさ、腕のしなりは岸(西武)のようですね」
魅せられた。外角球は1メートル87の身長を生かした角度があり、フォームに無駄がない。
山崎氏「7、8割の力で投げても、キレがあった。低めの球は失速せず伸びていた。
それは球持ちが長く、リリースポイントが一定しているから。下半身の体重異動もスムーズだった」
白仁田は一昨年秋、右肩を痛めていたが、阪神は敢えて大学・社会人ドラフト1位で指名した。
山崎氏はその理由が分かったという。
山崎氏「故障持ちの選手は、そのまま出てこないケースもあるが、阪神のスカウトは故障前に
この球筋を見ていたんでしょう。真弓監督が昨秋のキャンプで惚れ込んでいたのも納得できます。
課題はスタミナ。クリアすれば、開幕ローテに割って入ってもおかしくない」
ブルペンで受けた橋本良は「いいボールがきていました。普段から(フォームに)力みを
感じないですけど、きょうもですね」としなやかな投げっぷりにうっとりだ。
昨年は、右肩痛のために出遅れたが、今年は万全の体勢。
昨秋の安芸で指揮官から高い評価を得ており、2月1日からの沖縄宜野座一軍キャンプは内定済み。
岸2世として開花の準備は整った。
「去年は不安の方が多かった。今年は負けられないという気持ちです」 闘志を燃やした。
『虎の岸』としてお墨付きをもらったイケメン右腕が、その輝きに磨きをかける。