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輪島市町野町の国指定名勝・天然記念物の曽々木海岸で十七日、冬の風物詩である「寒中みそぎ神事」が
行われ、みこしを担いだ下帯姿の若衆が何度も波打ち際を行き来して地域の繁栄を祈願した。
大勢の観光客や写真愛好者が見守る中、おはらいを受けた曽々木青年団員ら十五人が、奥能登を代表する
観光地の窓岩前にみこしを繰り出し、「ワッショイ、ワッショイ」と威勢の良い掛け声を響かせた。
この日は強い寒風が吹き、例年に増して波は高かった。白波に足元をとられ、みこしが大きく傾く
ハプニングもあったが、男衆は高々とみこしを掲げ、地域を守る心意気を示した。
寒中みそぎはかつて曽々木地区で行われていた。地名の由来にもなったとされる「みそぎ」を新しい形で
後世に伝えるため、曽々木観光協会が一九八八(昭和六十三)年から行っている。
神事に先立ち、海藻鍋の振る舞いやもちつき、キリコ太鼓と御陣乗太鼓の演奏も行われた。十八日は
窓岩前で真言宗檀信徒の寒修行、海藻採りの撮影会がある。
(09/01/18 03:09:北國新聞)
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窓岩前の浜辺で勇壮にみこしを担ぐ男衆
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>>2以降に続く。