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日本人観光客の必需品とされる‘本の正体’は何か。観光客に本を見せてほしいと頼んだ。ほとんどが『IKKO
のキレイを磨くin韓国』という本だった。日本で出版されたこのガイドブックには、明洞とソウル市内にある
化粧品店、参鶏湯の店、チムジルバンなどが地図、説明、長所・短所とともに詳しく紹介されている。
著者は日本のメイクアップアーティストでタレントのIKKOさん(一幸、47)。女装男性のIKKOさんは、
日本人女性にとっては崇拝の対象となっている。92年に「アトリエIKKO」を設立した後、06年に
『超オンナ磨き~美のカリスマIKKOの幸せを呼ぶゴールデンルール』を出版し、一躍世間の注目を集めた。
IKKOさんは数年前に韓国の大衆文化に魅了された後、‘韓流の伝導師’になった。本もその延長線で書いた
ものだが、昨年5月に発表した後、日本でベストセラーになった。明洞でエステティックサロンを運営する
イ・ピョンソン社長は「日本のテレビ局とIKKOさんがうちのサロンを紹介して以来、日本人客が急増している。
今日予約した2人もIKKOさんの本を見て知ったと話していた」と説明した。
「円高」の後ろでIKKOさんが‘円稼ぎ’をバックアップしてくれているのだ。しかし明洞特需にも陰はある。
ある土産専門店のオーナーは「最近の日本人観光客は土産品よりも、普段から考えていたバッグや化粧品、海苔
などを買って帰る」と語った。明洞商店街繁栄会のイ・トンヒ事務局長は「5年前にあった‘韓流特需’に続き、
不況期にやってきたせっかくの特需」とし「本に紹介されていないほかの店にも多くの日本人顧客を誘致できる
ように‘親切キャンペーン’などをもっと強化する計画」と話した。