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中日の新人選手合同自主トレは13日、第1クールの3日間を終了した。
ドラフト1位の野本圭(24)=日本通運=が駒大の1年先輩、新井と初対面。「体が大きくなっていたのに
ビックリ」とプロのトレーニングの成果を実感した。練習休みを挟んだ15日には、ドラフト3位・岩崎恭平
(22)=東海大=とともに選手会合同自主トレにフルメニューで加わる。
目がくぎ付けになった。マシン打撃の合間の野本が視線を送った先には、ティー打撃に取り組む新井の姿。
3年ぶりに間近にした先輩は、大学時代からは想像できないほど体が大きくなっていた。
3日間の新人合同自主トレ。メニューが抑え気味だったこともあり「体は張っていますが、練習をすれば
これぐらいは、って感じですね」。日本通運時代からプロにひけをとらない練習量をこなしてきた。しかも
昨年11月まで社会人野球の日本選手権に出場し、ブランクも少ない。
「けがをせず、緊張感のあるいい練習ができた」と自信を持って振り返った。
初日は社会人時代にあまり経験がなく、球の出るタイミングが合わず悪戦苦闘したプロ仕様のマシン打撃も
「だいぶ、合うようになりました」と笑う。この日も岩崎恭と交代で30分打った後、1人でさらに30分。
「まずは反対方向を中心に」じっくり打ち込んだ。
ただ、3年早くプロの世界に飛び込んだ大学の1年先輩は、見事に変身していた。トレーニングルームで
顔を合わせたときも、野本は思わずあいさつ代わりに「体が大きくなりましたね」と声をかけたという。
そこがプロとアマとの違い。自分も、同じように大きくならなければならないと痛感した。
15日からはさらに多くの先輩に交じって練習することになる。三木トレーニングコーチは「野本と岩崎恭は
(選手会の合同自主トレの)全メニューに交ぜても大丈夫だと思う」と2人の基礎体力に太鼓判を押した。
「いままでテレビや新聞でしか見たことのない方々。だれということなく、そのオーラを感じたいと思います」
と野本。もっと多くのビックリを経験して、自らもプロらしさを身につけるつもりだ。
(09/01/14:中日スポーツ)
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