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小倉智昭キャスター(61)が12日、司会を務めるフジテレビ系「とくダネ!」で、日本相撲協会から横綱
朝青龍に関する「星が買えればいいのにね」という発言に対して抗議を受けたことを明かし、場合によっては
責任を取って番組を降板する覚悟を示した。
番組冒頭で「実は先週の金曜日(9日)の放送のことで、おわびがあります。朝青龍が初場所に出場するか
どうかという話題になりました。僕が『星が買えればいいのにね』という悪い冗談といいますか、
しんらつな言葉を使いました。そのことに関しまして、相撲協会からおしかりがありまして、相撲協会に対して、
横綱・朝青龍関に対して、まるで八百長をすればいいのではないかというような受け止め方ができるような発言は
慎んでほしいと、真摯(しんし)な態度で謝ってほしいと言われました。相撲協会と朝青龍関に
ご迷惑をお掛けしたのであれば、心からおわびをしたいと思います。申し訳ありませんでした」と謝罪した。
小倉キャスターによると、同協会の広報部長である九重親方(元横綱千代の富士)にプロデューサーが呼び出され、
事実確認をした上で「小倉くんに直接話を聞きたい。朝青龍関におわびをしてもらいたい。(12日の)放送で
キチッと対処してくれなければ、フジテレビに今後映像とかをお貸しできなくなることがありますよ」と
言われたという。
しかし、小倉キャスターは「この10年間、この番組がどれだけスポーツに力を入れてきたか。
相撲の人気に『とくダネ!』は寄与してなかったのかな。そういうことが分かってもらえないのであれば、
僕が10年間やってきた人間的な性格の欠如というか、僕自身の否定ということになるんだと思います。
もしこれ以上火種が大きくなって、小倉に責任を取れというのであれば、いつでもこの番組の司会をやめさせて
もらって結構です」と語った。オープニングの約7分にわたって熱弁をふるった。
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