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鳥取市気高町の酒津地区で十一日、県無形民俗文化財に指定されている「酒津のトンドウ」があった。
寒風の中、上半身裸の男の子たちが巨大トンドウの周りや地区を走り回り、一年間の無病息災と豊漁を祈った。
江戸時代から伝わる伝統行事。トンドウは松の周りに竹を立てかけた直径四メートル、高さ四・五メートルの
円すい型で、住民らはこの日朝、漁港に設置し、正月飾りを結び付けた。
午後には地元小中学生十六人が短パン姿で現れ、モクと呼ばれる海草を振り回し「わっしょい、わっしょい」
と掛け声を上げながらトンドウを三周。各家庭を回り、玄関先で「はらえたまえ、清めたまえ」と唱えた。
酒津トンドウ保存会の西尾雅彦会長(63)は「子どもが減っており、何らかの継続方法を考えなければ。
行事を通して地域がまとまるので、どうしても残したい」と話していた。
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(画像)巨大トンドウの周りを走る子どもたち=11日、鳥取市酒津
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