09/01/12 06:59:19 0
テレビ番組の内容にいちゃもんをつける、いわゆるクレーマーに悩まされる番組制作者のことを紹介したが、
彼らと同じように、あるいはそれ以上にクレーマーに悩まされている人たちが他にもいる。
新聞のテレビ欄を見ると一番上にテレビ局名が書いてあり、その下に小さく電話番号が載っているのがわかる。
その番号にかけると繋がるのが、局によって呼び名は異なるが、一般に「視聴者センター」と呼ばれているところである。
テレビ局に問い合わせたい視聴者にとって、視聴者センターは最初の窓口となるため、
ひっきりなしに電話がかかってくる。番組の内容に関する問い合わせであれば、
最前紹介したように制作部に詰めるスタッフ(主に制作会社のディレクターやAD)に繋ぐが、
もちろんそういったものばかりではない。視聴者センターで対応を求められるものも沢山あり、
そのなかにはやはり、かなりの数のクレーマーがひそんでいるとか。
「大変なのは局アナが離婚したり、週刊誌で不倫疑惑が報じられたりした時」と語るのは、
某民放の視聴者センターで働く30代女性。「『何であんな女がニュースを読んでるんだ!』と激昂した電話が殺到します。
彼らは『放送法』や『モラル』や『BPO(放送倫理・番組向上機構)』といった単語を駆使して責め立ててきます。
こちらに落ち度があるのでもちろん謝りますが、彼らに謝るというのは火に油を注ぐようなもの。
平気で一日中罵倒しつづけます」(前出)
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