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プロアマ問わず、日本のスポーツ史は在日アスリートの活躍を抜きにしては語ることはできないだろう。
そこで、「在日とスポーツ」という観点から関連書籍を取り上げ、
スポーツの表舞台からは見えてこない彼らのアイデンティティと強さの秘密を探っていく。
「日本のスポーツ界の歴史をたどってみると、在日の選手が多いということだけじゃなく、
彼らがそのジャンルのトップに立っていることがわかります。」(康氏)
●芸能とスポーツだけが突出できる進路だった
力道山や張本以外の在日スポーツ選手を挙げるとすれば、
空手の大山倍達、プロレスラーの長州力や前田日明、元プロ野球選手の金村義明、
現役プロ野球選手では阪神タイガースの檜山進次郎、日本ハムの森本稀哲、
さらには格闘家の秋山成勲など、枚挙にいとまがない。
では、在日スポーツ選手が、幅広い種目で日本スポーツ界のトップに立つ原動力とは一体なんなのだろうか?
「最も大きい理由のひとつとしては、体格、骨格の違いですね。
今でこそ日本人と韓国人との体格差はそれほどでもなくなりましたけれど、
昭和40年代ぐらいまでは明らかに体格の違いがありました。
スポーツにおいて体が大きいというのは、非常に有利です。
そもそも、その差がどこから出てきたかといえば、やはり食文化でしょう。
朝鮮半島ではずっと肉食をしていましたが、日本には伝統的に肉食習慣はありませんでしたからね。
それが究極的にはスポーツ選手のフィジカルの差になって表れたといえるでしょう」(前出・康氏)
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