09/01/11 06:14:50 0
リーグ3連覇と7年ぶり日本一を目指す巨人が、今オフの補強第1弾として
昨季限りでヤクルトを退団したディッキー・ゴンザレス投手(30)を獲得することが
10日、分かった。近日中にも発表される。
同投手は04年にヤクルト入りして5年間通算18勝。ここ2年は故障もあって、
条件面も年俸3000万円程度と“お買い得”だった。07年3月に右ひじを手術したが、
昨年6月に実戦復帰して9月には2年ぶりの白星を記録。巨人のリーグ優勝が決まった
10月10日の試合(神宮)でも5回2失点と好投。オフにヤクルトを退団した時点から
本格的な調査を開始して、右ひじの状態を慎重に見極めて問題なしと判断。獲得にこぎつけた。
今オフ球団の補強ポイントは右の先発投手。さらにゴンザレス獲得は“外国人枠を争わせたい”という
原監督の方針にも合致する。来日9年目で日本人扱いとなるラミレスを除いて、今季も外国人4枠を
6選手程度で競わせる意向。不調な外国人は即2軍降格とすることで、常に高いレベルで戦力を
維持できることにもつながる。「もう一度、日本で挑戦したい」と話しているゴンザレスにとっては、
かつての同僚ラミレスもいることで、チームに溶け込みやすい環境も整っている。
チャンスを与えられた右腕が、不完全燃焼に終わった日本球界で“リベンジ”する。
◆ディッキー・ゴンザレス 1978年12月21日、プエルトリコ生まれの30歳。
アドルフィナイリサリー高から96年にメッツ入りし01年にメジャーデビュー。04年にデビルレイズに移籍。
同年6月にヤクルトに入団し5年間で67試合に登板し18勝20敗、防御率3・86。
06年WBCにはプエルトリコ代表として出場した。1メートル78、98キロ。右投げ右打ち。
スポニチ
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