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野球のWBC米国代表に、現時点で出場要請に応じている22人の候補選手が9日、発表された。
実力者が選ばれているものの、投打の主力の辞退が相次ぎ、豊富な人材を誇る米国にとって最強とは言えない陣容だ。
特に先発投手は物足りない。8年連続2けた勝利のオズワルト(アストロズ)、2007年にナ・リーグのサイ・ヤング賞を
獲得したピービ(パドレス)に、昨季12勝のラッキー(エンゼルス)が中心となる。
しかし、昨季22勝のリー(インディアンス)、18勝のリンスカム(ジャイアンツ)の両リーグのサイ・ヤング賞投手、
20勝のハラデー(ブルージェイズ)は辞退。フィリーズはワールドシリーズ最優秀選手の左腕ハメルズに、抑えのリッジ
も不参加を表明している。打線も、ヤンキースの主砲ロドリゲスがドミニカ共和国代表として出場する意向で、ナ・リーグ
の本塁打王ハワード(フィリーズ)は辞退。大砲が少なく、やや小粒な印象となっている。1次候補45選手の発表は19日
に迫っている。
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