09/01/04 17:32:33 0
一瞬、我が耳を疑った。何気なく見ていたテレビから、いわゆる「放送禁止用語」が、
普通に流れてきたのである。
番組は、TOKYO MXの「円谷劇場」という枠で再放送されている、『帰ってきたウル
トラマン』。70年代以前に制作された番組には、現在では放送に不適切な表現を使用
していることが時々あり、その部分を無音処理して放送されるケースが多い。最も有名
なケースが、『巨人の星』の少年時代のクライマックス、主人公・飛雄馬が父のことを
誇りに思う名シーン、「父ちゃんは、日本一の日雇い人夫だ!」という箇所が、無音に
なってしまっているところだ(ちなみに現在では番組サブタイトルも変更されている)。
こういった処理は、地上波、BS、CS問わず、現在ではそれが当たり前のこととなって
いる。『太陽にほえろ』で三田村邦彦が演じたジプシー刑事は、そのニックネームその
ものが現在ではちょっと問題らしく、現在地上波では放送されなかったりもする。
しかしこの『帰マン』、また別の回でも無音処理されず、そのまま放送された。「円谷
劇場」では番組冒頭、画面一面に、こんな注釈が映し出されてから本編がスタートする
ことになっている。
<本作品は作品のオリジナリティーを尊重するため、そのまま放送します。ご了承ください。>
コミックの世界でも、外国人の表現などで一時期発売が自粛されていたものが、この
ような一文を入れることで、再発売されるようになったケースもある。もちろん、ケース
にもよるだろうが、極端な内容でなければ、作品性を尊重するという意味では、ひとつ
の正しい判断かと思う。
(>>2-3に続く)
ソース:サイゾー URLリンク(www.cyzo.com)
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