09/01/03 11:40:06 9BTTE+IY0
伊藤翔の近況↓
プーリカン前監督が、「翔の持つ“スペースを埋める存在感”や“パワー”は非常に欧州的」と評価したように、
伊藤選手の持ち味はその“ヨーロッパ・スタイル”だ。FWは、日本人選手が欧州で活躍するのが困難なポジションであると言われるが、
育成の最終段階を本場欧州で経験しようとした決断に、後悔はない。
たとえば、梅崎司(20=浦和)選手が日本に戻った後、寂しくしているのかと思いきや、
「変わったことは日本語を話す人がいなくなったこと。最初の数日は『ああそうか、梅さんいないや』って寂しく思ったけど、
あとは変わらないかも」と言い、ある意味常にフランス語を話さざるを得ない状況になっていることを楽しんでいる。
吹っ飛ばせるだけのパワーがついた証拠に、ここ1年で体重は実に9キロも増加した。
「明らかに足・腰・全体的に太くなった。ジーパンも入らなくなった(笑)。(中略)純粋にパワーがついた。
あと、運動量も多くなった。練習でもプロチームの中で最年少の方だけど、ミスしたり、
いいプレーをしたら、先輩たちがしっかり指摘してくれる。だから手を抜けないっていう緊張感はある」
チーム内での人間関係も良好だ。ヤネフ(ブルガリア人MF)、エル・ムバルキ(モロッコ人FW)など、
特に外国人選手と交流があり、「多国籍軍」を形成しているようだ。
「特にヴィタ(ヴィタキッチ、セルビア人センターDF)は友達である以上に、サッカー選手として尊敬している。
僕より経験があるし、DFとして『あそこはああした方がよかった』とアドバイスしてくれる」
目標にする選手はという問いかけに、しばし沈黙した伊藤選手は、ゆっくりとこう話した。
「高校のときはずっとアンリと言ってきたけど、身体能力的に無理だから。
僕はあんなに速く走れない。やっぱり黒人と日本人の筋肉や骨格は違うから、それは仕方ない」
スポニチコラム
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