09/01/02 00:40:14 0
プロ野球界は1日、組織体系を一新した。改定された野球協約と社団法人・日本野球機構(NPB)
の定款が発効し、コミッショナー、セ・パ両リーグの3事務局は統合。昨年、前駐米大使の加藤良三氏
が就任したコミッショナーの権限も強化され、新しい体制で2009年のスタートを切った。
加藤コミッショナーは、新体制で取り組むべき課題として▽米球界との真剣勝負の機会の創出
▽社会貢献選手の表彰の拡大▽女性ファンの発掘、の三つを挙げる。
改定された協約では、コミッショナーの役割として、従来の紛争の裁定役に加え、オーナー会議
などで決められた事項の実行など、行政的な権限が与えられた。オーナー会議や実行委員会での
議決権は持たないなど、実効性に不透明な部分は多いが、加藤コミッショナーは「やりすぎ、働きすぎ
と言われるほどやる気を見せることが大事」と意欲的だ。
加藤コミッショナーは「夢」と前置きしながらも、「例えば、日本球団同士の開幕戦を米国でやる。
交流戦に韓国を入れる。米球団とも交流戦を行う」などのプランを挙げる。米国との真剣勝負が
増えれば、日本人選手の海外流出問題に別の流れが生じる、との考えだ。その際に重要なのが
日本のアジアでのリーダーシップ。昨年、冠スポンサーが撤退し、赤字となったアジアシリーズも
「本当の意味でのワールドシリーズにつなげるために大切にしたい」と存続に前向きな姿勢を見せる。
>>2 以降へ続く
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