08/12/28 23:49:18 VigvXQPk0
>>88
「狂ったように盛り上がっているスタジアムの真ん中で、クソのようなサッカーをする。そして、それを芸術だなどと呼ぶ人々がいる。
チェルシーとリバプールは、(現在の)サッカーが向かっている方向を最もはっきりと、誇張された形で示している。
非常にテンションが高く、組織的で、戦術的で、フィジカルで、ダイレクトなサッカーだ。
だがショートパスは?フェイントは?緩急は?ワンツーは?股抜きは?ヒールキックは?そんなものはまったくない。
両チームが準決勝でやったような、極限までコントロールされた厳粛なサッカーは、創造性やテクニックをすべて中和してしまう。
ドログバが第1戦のベストプレイヤーだったとすれば、それは単に彼が一番速く走り、一番高く飛び、一番強烈に相手の選手に激突していたからだ。
サッカーがチェルシーやリバプールが志向しているような方向に進んでいくのなら、クレバーなプレーや才能といったものに別れを告げる準備をした方がいい。
ベニテスとモウリーニョがこんなサッカーをしているのは、どちらも選手として大成せず、選手の才能を信じていないからだ」
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元アルゼンチン代表 ホルヘ・バルダーノ