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台湾のプロ野球チームが球団ぐるみで野球賭博と八百長を行っていたとして
検察当局は25日までに、選手12人を含む関係者33人を起訴した。問題の球団
「米迪亜(メディア)ティー・レックス」がリーグから除名されたほか、他の球団も
経営不振から解散を決めた。来季の球団数は今季の6から4に減少し、台湾
プロ野球は危機的な状況に陥っている。
台湾紙「中国時報」などによると、米迪亜は暴力団の資金で球団が運営され、
野球賭博で利益を上げるため、選手やコーチに故意に失策するなどの八百長を
指示していた。米迪亜は今年2月に前オーナー企業から買収したものだが、この
買収自体が野球賭博で利益を得る目的だった。
台湾球界を揺るがした事件の捜査は現在も続いており、別球団の選手も関与
していた疑いも浮上している。
また、米迪亜の賭博事件の発覚直後、リーグを構成していた中信ホエールズが
経営不振のため解散を発表した。
台湾プロ野球は90年に発足後、一躍人気スポーツとなったが、96年に大規模
な野球賭博が発覚し、ファン離れが進んだ。4球団体制となる来季は、台湾プロ
野球にとって存続への正念場となりそうだ。
ソース:毎日新聞 2008年12月25日 10時42分
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