08/12/18 19:05:34 XWevBHch0
浅野真澄のちょっといい話、いい意味で
<ラジオを録るとき、注意してることはありますか?>というメールを受けて。
「あのですね、わたくしたち声優はですね、あのー『声優は』って言うか、まああの、サービス業?じゃない?この仕事、ある意味。
だから、そのお仕事をしているときは、優先順位があるとしたら、普段はさ、一番に自分のこと、二番にその他のことだと思うんです。
でも、お仕事してるときは、一番に周りの人のこと考えなきゃダメだと思うんですよ。
例えば、ラジオで言えばリスナーさんとか、あと、『やっぱり、このことは言っちゃいけないな』ってのを
ちょっと考えたりとかして、こう、 自分のその、個人的な感情が、どんなにその時強くても、やっぱりそれはね、
2番に持って来なきゃダメだと思うんです、プロとして。 なので、ラジオで喋るとき一番気を付けてるのはその事ですね。
(中略)
あとはやっぱりね、日常生活で起こったことを、面白く喋れるように自分の中で昇華するってのが大切だと思う。
例えばさ、電車の中でさ、すっごいムカつくオヤジにさ、ドーンとぶつかられたとするじゃん?
それをさ、なんかこう、グチグチ言うんじゃなくって、『面白い話』にして、ラジオで話す、みたいなさ。
面白い話にすると、ネタになるけど、それをさ、感じたままに喋ると愚痴になったりするじゃん。
だから、日常生活で起こったことをなんかネタに出来るように、訓練する?みたいなことが、パーソナリティとして
大切なんじゃないかと。 なのでですね、自分の私的な感情を一番に持ってくる人は、『プロじゃないな』と、思いますね。
まあ多分、今の発言を聞いて、みんなは『お前はよ!?』と、ふふっ、ラジオの向こうで総ツッコミをしてると思うんですけど、
あのー、やっぱり私一応そこ考えてるよ? なんか、あのーやっぱ、『一番に自分のことを考えてちゃいけないな』と思ってますよ?
まあ、食べ物とかが目の前に来たときは、ちょっとそれがグラつくこともあるけど。
でもそれが、お仕事の姿勢として大切なんじゃないでしょーか。」