08/12/16 20:00:23 8y3o9Suu0
沖縄から空手が入ってきたのは大正9~10年ごろである。
このとき日本に空手を伝えたとされる船腰義珍は、
別に空手の先生だったわけではなく、単なるアマチュアの
ちょっと空手をかじった程度の人物だった。
その船腰がアルバイトで教え始めたのが日本の空手の始まりである。
沖縄の空手には今日言うところの組手(実際に試合で闘うこと)はなく、
型だけだったのである。
それが日本に来て、日本の空手を習った若者たちが
勝手に組手を始めてしまったのだ。
今日の空手の技である廻し蹴り、横蹴り、前蹴り、あるいは
受け技などは沖縄空手にはなかったものであり、
日本人の発明である。
だから、沖縄にもそれらが“逆輸入”されて今日に至っているので、
本当の意味での沖縄空手はもう存在しない。