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歌麿肉筆画「女達磨図」修復ほぼ終了、公開へ とちぎ蔵の街美術館
(12月16日 05:00)
江戸時代の浮世絵師喜多川歌麿の作品で、栃木市の民家で昨年秋に見つかった肉筆画「女達磨図」の
修復作業がほぼ終了し、来年二月、同市のとちぎ蔵の街美術館で一般公開されることになった。
女達磨図は発見後、栃木市が五百万円で購入。折れ筋やカビなどが発生していたため、
四月から修復費百五十万円で都内の専門業者に修復を依頼。
修復過程で、当時としては高価で珍しい竹を原料にした竹紙を使用していたことが分かった。
年末には修復が完了する見通し。
歌麿が、上半身を強調して描く技法「大首絵」を確立する直前、寛政二-五(一七九○-九三)年の作とみられ、
だるまに扮装した遊女の姿が描かれている。
大きさは縦三九・五センチ、横五六・五センチで、修復で当時の色調がよみがえった。
栃木市の日向野義幸市長は「見事に修復され、歴史と文化の街・栃木の魅力を一層増すことになる」と話している。
同美術館は来年二月三日から同二十八日まで一般公開する。
URLリンク(www.shimotsuke.co.jp)
[女達磨図]
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