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●ピンで400万円、コンビで800万円の法外
テレビ界が混乱している中で、ギョッとする金額である。流出しているお笑い芸人のギャラの
相場リストで、「とんねるず」が破格の金額でナンバーワンなのだ。石橋貴明(47)、木梨憲武
(46)がともにピンでのギャラは1時間400万円、コンビとなると、800万円という超高額だ。
ビートたけし、明石家さんま、島田紳助などの大御所クラスは500万円だが、存在感は別格
だし、出演もピンだから単価止まり。だが、とんねるずは2人ならそれを大きく上回り、常識と
かけ離れている。
現在、石橋は「うたばん」(TBS)、木梨は「未来創造堂」(日本テレビ)のレギュラーを持ち、
コンビでは「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ)に出演している。これだけで
年間数億円の荒稼ぎだからため息しか出ない。
「正直、高すぎます。とんねるずはいつの間にかたけし、さんま、タモリといった大御所に次ぐ
大物芸人みたいな顔をしていますが、とんでもありません。これといった芸もないし、番組の
仕切りが抜群にうまいわけでもない。かつてのブームに乗って、なんとなく生き残っているだけ。
ちっとも面白いとは思わない。番組内容はワンパターンだし、コンスタントに高視聴率が取れる
わけでもない。今の高額ギャラでは、いずれテレビ局も使わなくなるでしょうね」(放送評論家の
松尾羊一氏)
そんな法外なギャラを払う方もどうかしていないか。ギリギリの経費節減策が断行され、制作
会社は青息吐息。それなのにタレントには1時間番組で800万円もギャラが支払われている。
●両夫人が稼ぐのに
石橋の妻・鈴木保奈美は芸能界復帰を発表、木梨の妻・安田成美もCMなどに出演して本格
的に活動を再開中で、どちらも生活には困らない。
そんなコンビのためにテレビ局はいつまで浮世離れしたギャラを払い続けるのだろうか。
ソース:日刊ゲンダイ(2008年12月10日掲載)
URLリンク(news.www.infoseek.co.jp)
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