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トヨタ・クラブW杯に出場するG大阪・西野朗監督(53)が12日、大阪府吹田市の
万博練習場での調整後、14日の準々決勝・アデレード戦(豊田)に備えて
愛知県内に入った。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝でアデレードに
2連勝している指揮官は「相手に大きな変化はない」と豪語。クラブは恒例の
ゲン担ぎを封印し、余裕の必勝態勢だ。
決戦の地・尾張に足を踏み入れた西野監督は、余裕を漂わせ、返り討ちを宣言した。
「アデレードは研究してくるだろうけど、ガンバにやられた恐怖や警戒心は強いはず。
こっちがさらにスケールアップして圧力をかければいい」
クラブ世界一をかける初戦の相手は、アデレードに決定。3たび対戦することに
なった相手はACL決勝のリベンジに鼻息荒いが、指揮官は軽く受け流した。
初戦突破のプランは固まっている。システムはMF遠藤をトップ下に置く4-5-1。
この日の練習でもテストした。ACL準決勝・浦和戦(埼玉)の後半から導入し、
アデレードとの決勝で計5-0と爆発した攻撃的スタイルだ。
前線からの積極的なプレスで、ロングフィードの起点をつぶし、豪州勢の持ち味の
高さを封じ込む。そして一度ボールを奪えば、自慢のパスワークで崩し、2列目の
MF佐々木らがDF裏を執ように突いていく。過去2戦で豪州の長短所はチームに浸透。
アジア最優秀監督は「(アデレードは)4バックだけど、しっかりしたラインDFじゃない。
決して安定していない」と切り捨てた。
G大阪は数年前からアウェー戦の前日、敵地の名物料理を平らげて出陣しており、
ACL決勝前はオージービーフ(豪州産肉)のステーキを食べて気勢を上げた。
だが、今回は「ステーキより、手羽先やみそかつなどのご当地モノを出すように
要望している」とチーム関係者。ゲンを担ぐ必要もないというわけだ。
日本代表MF遠藤も「先に点を取れば、リズムに乗れる。ガンバのよさ、1人1人の力を
出せるようにしたい」と自然体を崩さない。初戦からアジア王者の力を見せつけ、
欧州王者マンチェスターUへの挑戦権をつかみ取る。
ソースはURLリンク(www.sanspo.com)