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サッカー・J2サガン鳥栖の運営会社「サガンドリームス」(井川幸広社長)の定時株主総会が31日、
鳥栖市のサンメッセ鳥栖であり、第4期(2007年3月-2008年2月)の営業報告を承認した。経常
損益は2億300万円の赤字(前期は1億1000万円の赤字)となった。
報告によると、営業収入は前期比1億3300万円減の5億7200万円。内訳は入場料収入が前期
比1500万円減の1億3600万円で、広告料収入も同4400万円減の2億3700万円だった。
ただ、スポンサー企業は前期比10社増の297社。クラブによると、以前はシーズン途中に契約した
広告料について全額を当期分としていたが、今回から計上基準を3月末に統一。年度をまたぐ売り上
げは次年度分となり、結果として、広告料収入が落ち込む格好となった。
一方、営業費用は前期比4000万円減の7億7500万円。選手などのチーム人件費を削減したほ
か、ボランティアスタッフの拡充などで試合運営費を圧縮した。
経営改善に向けては、6月のJリーグ理事会の承認を経て、6000万円分の新株を発行。今後1年
半をかけ、現在6億8800万円となっている資本金(準備金を含む)を8億5000万円にまで増やす増
資計画も明らかにした。
今期(2008年3月-2009年2月)について井川社長は「長期的投資は一段落した。利益を出しなが
らJ1を目指す経営の土台を築く」とし、300万円の黒字を見込んでいる。
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