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◇北海道栄高:米ロスで集団万引き 21人停学処分
私立北海道栄高校(胆振管内白老町、生徒数344人)の
2年生が修学旅行先の米国ロサンゼルスで集団で万引きしたとして、
男女21人が停学処分を受けていたことが分かった。
同校によると、野球部員も複数含まれ、
引き続き調査したうえで12月上旬をめどに北海道高校野球連盟に報告するという。
笹本隆悦校長は
「教育現場であるまじき行為で申し訳ない。今後はより力を入れて指導したい」
とコメントした。
同校などによると、修学旅行は2年生108人が参加し、
11月7~12日にグランドキャニオンなど米国西海岸を訪問。
現地時間の11日午前10時ごろ、ロサンゼルス国際空港の免税店で帰国便の待ち時間に
少なくとも男子生徒8人がブランド品の財布などを盗んだ。
その場で店員に見つかり、引率の教諭が商品を返させて謝罪した。
警察には通報されなかったという。
帰国後の調査でほかに13人が万引き商品を持っていることが判明。
自分で盗んだか、盗んだ生徒から商品を受け取ったとみられ、
同校は計21人を5日間の停学処分とした。
見つかった盗品は郵送で返却し、さらに関わった生徒がいないか調査しているという。
同校野球部は06年の選抜大会など春夏合わせて計5回、甲子園に出場。
今年の秋季大会では室蘭地区代表決定戦で鵡川高校に敗れ、全道大会進出を逃した。
道高野連の坂本浩哉理事長は今後の対応について
「日本高野連に詳しく報告できる段階ではなく、学校には速やかに調査を行い報告するよう伝えた」と話している。
【金子淳、鈴木勝一、三沢邦彦】
毎日新聞 2008年11月26日 2時30分
ソース
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