08/11/25 17:48:40 0
【四季折々】ＷＢＣ“風波”のもとは「３月開幕」
URLﾘﾝｸ(www.sanspo.com)
風が吹くと静かな水面に小さな波が立つ。激しく吹くと波は大きくなり、海だと岸の岩に当たって波しぶきをあげる。
風が吹いて波が立つことを波風（なみかぜ）といっているが、文字を逆にして風波（ふうは）にすると、風波はもめごとの
意味に変わり、たとえば家庭内に（風波）もめごとが絶えない、というふうに使われる。
小欄はこれまで何度かＷＢＣ問題を取り上げ、くどいくらいに史実を伝えてきたが、今のいまになって
突然出場選手問題が持ち上がり、プロ野球の大きな風波になったことに驚きを隠せない。
風波のもとをただせばシーズンに入って日が浅い「３月開幕」に突き当たる。
ＷＢＣ全体の主催者である米大リーグ選手会（労働組合）は、構想を立ち上げると同時に開幕時期を重視して
９７年の日米野球協議会の冒頭、「３月」、「７月」、「１１月」の３案を日米双方に提示した。３月案に対しては
ナ・リーグの会長が強い懸念を示し、出席していた筆者ら日本側も同調した。７月案は反論の声すらなく見送られ、１
１月案には日本側は賛成したがア・リーグ会長が反対した。
選手を保護する立場にある選手会はやがて３月案をとり、その代わりに“特別ルール”をいくつも用意した。
投手の投球数を極度に制限したのもその一例だ。いまになって松井秀（ヤンキース）の出場が危ぶまれているのは
選手会が、「今季４５日以上故障者リスト（ＤＬ）に入った選手は所属球団の承認を必要とする」出場制限ルールを
新たにつくったからだ、といわれる。本人はともかく所属球団のヤンキースが、「松井の出場は無理」と言っているらしいから、
原監督は、「松井の出場枠を最後まで空けておく」などと“ごり押し” をしないほうがいい。
松井の選手生命を断つようなことになったら大変だ。
>>2に続きます
関連スレッド
【野球】ヤンキース・松井秀喜のＷＢＣ不参加が決定 キャッシュマンＧＭ「球団の決定事項」
ｽﾚﾘﾝｸ(mnewsplus板)