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落合監督「これはあくまで選手の意思」…中日
来年３月に開催される野球の国・地域別対抗戦、第２回ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）の
日本代表の第２回スタッフ会議が２１日午後、都内のホテルで行われた。
会議では第１回で選出した４８候補選手の出場意思を確認したが、
中日の５選手が理由なしに辞退の「回答」を寄せたことが判明。
中日の落合博満監督（５４）はスポーツ報知の取材に対し、候補選手の意思を尊重した結果であることを強調した。
ナインを思いやる気持ちがすべてだった。
原監督の発言を伝え聞いた落合監督は２１日、冷静な表情のまま反論を始めた。
「これはあくまで選手の意思なんだから。協力はするけど、けが人を出せないというのは一貫して言い続けていること」
辞退者が相次いだ理由をこう説明した。
北京五輪で心身ともに傷を負った岩瀬、左ふくらはぎが万全ではない森野は
シーズン中から参加意思のないことを首脳陣に伝えていた。
今季ブレークした浅尾、高橋の中継ぎコンビは２月のキャンプに専念することを希望。
この日に打診のあった和田も腰痛などから断らざるを得なかった。
辞退理由を明記しなかったが、中日はシーズン中から報道陣に故障者情報を伏せている。
「ここで出したら、ほかに漏れる可能性もある。選手たち個人の情報になるからな」
と、落合監督はチーム方針を強調した。
ＷＢＣに対して真っ向から反対しているわけではない。
チームには台湾出身のチェン、韓国出身の李炳圭が所属しているが、
本人たちの希望があれば快く送り出すつもりだ。
「チェンは本人も行きたいと言ってるし、出るんじゃないかな。ビョンも話があれば出すよ」と指揮官。
反発を生んだ背景には、オレ流の事情があった。
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