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関口氏の資産管理会社がヒルズから神田の小さな雑居ビルに越したことを報じたが、
ついに当人も「ヒルズ落ち」の憂き目にあったようだ。しかも、転居先を知る人も
少ない状態だと言う。
「11月10日、関口さんに近い関係者から『引っ越しました』と連絡がありました。
でも今どこにいるのかは教えてくれない」
愛馬も次々に売りに出している。現在、JRAに登録している関口氏所有の現役馬は、
わずか8頭に過ぎない。
「10月の最初の頃だったかな、知人を通じて『馬を買ってくれ』と突然連絡があったんです。
それまでは全然付き合いがなかった人だから驚いた。よほど困ってるんだなと思いました。
29頭のリストを持ってきて『一括で全部買ってくれ』と頼まれて、10頭だけ買った。
値段を言うのは勘弁してほしいけど、あれじゃあ馬の叩き売りだよね」
個人の趣味と呼ぶには桁外れの投資だが、回収も思うようにいかなかった。購入時3億円
以上したフサイチジャンク、4億9000万円で落札したザサンデーフサイチ、米国で約9億円で
買い付けたミスターセキグチなど、期待の高額馬が軒並み結果を出せなかったのだ。
馬の預託料も、大馬主だけにバカにならない。今回競走馬を売ったのも、
「もう他に売るものがないんでしょう」
本業のほうも、パッとしない状態が続いていた。
「ケンタッキーダービーを勝ったフサイチペガサスが80億円以上で売れた。この臨時収入を
関口さんが会社に貸す形で、なんとか存続させたのです」(経済部記者)
06年12月には、ベンチャーセーフティネットから人材派遣部門を分社化したVSN社を上場。
今年の春、同社株を全株売却し、関口氏はふたたび27億円の売却益を得る。しかし、
借金返済に充てた残りでまたもや人材派遣会社を立ち上げたものの、その会社は現在、
事実上の空中分解に陥っているという。台所事情が火の車になった関口氏からは、
側近たちも次々と離れていった。
関口氏に取材を申し込んだが、代理人を通じてほとんどの質問に対し「ノーコメント」。
ヒルズからの引越しは「高層階に住む不安」を挙げた。
週刊文春2008年11月27日号よりごく一部を抜粋。全文はお買い求めのうえご覧ください。