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松井激白 WBC「出たい」…GM「絶対無理」も左ひざ順調
ヤンキースの松井秀喜外野手(34)が、来年3月に開催される第2回WBCへの参加について、
初めて「出たい」と心境を明かした。
9月に手術した左ひざを懸念しているヤ軍の方針を理解した上で、
「自分には自分の意見が出てくる」と前向きな姿勢を見せた。
侍ジャパンの4番候補はリハビリを続けながら、返答期限まで出場の道を探る。
昨年の右ひざ手術からちょうど1年、そして今年9月22日に左ひざ内視鏡手術を受けてから53日がたった。
松井はこの日、ヤンキー・スタジアムで約3時間のリハビリを行った後、
第1次候補にリストアップされたWBC出場への強い思いを口にした。
「出たいは出たいが、どうするか現時点では分からない。答えを出せと言われたら、その時に決めたい。
自分には自分の意見が出てくる」野球人なら誰もがあこがれる「JAPAN」のユニホームに袖を通したい意向を明確に明かした。
ただ、ネックとなるのが球団側との温度差だ。
松井が汗を流している間、ヤ軍のキャッシュマンGMは同球場内の事務所にいた。
同GMは「WBCを支援はしている。だが、マツイは参加できない。絶対に無理」と断言し、WBCへの出場を完全否定した。
「昨年の右ひざ手術明けのキャンプでも別メニュー調整だった。
体の状態からして、その時期に無理なことは本人も分かっている。だから、こちらからも話はしない。
もし彼が(出場について)聞いてきたら、それは衝撃だよ」とも続けた。
シーズンを万全な状態で迎えさせたい球団としては、出場を認めるわけにはいかない事情もある。
同GMは出場の可否について松井と話し合う意思もないと説明した。
しかし、これを伝え聞いても、松井は決して決断を急がなかった。
「チームとして、危険な状態で出したくないと思うのは当然の意見だと思う」と球団側の対応に理解を示した上で
「まだ(日本から)何も言われていない」と現時点での結論を避け、希望をつないだ。
現在は左ひざに負荷をかけて動かしたり、バイクをこぐなどのメニューでリハビリを行っている
「昨年とほぼ同じペースで進んでいる。状態がよければ、来週にもランニングを始めたい」と患部の回復は順調。
>>2以降に続く