08/11/14 10:45:14 0
福留、WBCどころじゃない-。カブスの福留孝介外野手(31)のトレード放出が、現実味を帯びてきた。
球団のヘンドリーGMは福留の今後について口を閉ざし、来季の戦力構想から外れている可能性は
強まるばかり。一方、カブスと同じシカゴを本拠地とするホワイトソックスが福留に興味を示している
ことも分かった。
100年ぶりのワールドシリーズ優勝を逃したカブスでは、福留に向けた風当たりが強まるばかりだ。
WBCの原ジャパンでは打線の中軸を担う選手として2大会連続でお呼びがかかる可能性があるが、
カブスの担当記者は「現在の福留の立場では、ヘンドリーGMに『WBCに出場したい』
と要望した時点で『もう帰ってこなくていいよ』と言われるかも」と、ジョーク交じりに話した。
ただ、ジョークだけでは片付けられないかもしれない。今後の福留についてヘンドリーGMに直撃すると
「前半は問題なかったんだけどね…」と答えたきり沈黙し、あからさまに“福留については話したくない”
という表情を浮かべた。
悲願のWシリーズ優勝を託した福留には、総額4800万ドル(約48億円)の4年契約という
一大投資をした。それが尻すぼみとなり、肝心のポストシーズンでも打撃内容の悪さは変わらず、
ピネラ監督の怒りを買った。地区シリーズ敗退は福留の責任だけではないが、メジャー経験のない選手に
思い切った投資をして非難を浴びることになったGMは悔しさが募るばかりなのかもしれない。
福留は今季の失敗をキャンプ前からの調整法にあったとし、それを修正して臨む来季に向けての
自信は揺らいでいない。しかし、ヘンドリーGMは成績を残せなかった選手には容赦なく、
球界関係者の間では「非情なGM」と言われる。現状では、WBCに出場した時点で
来季レギュラーの座は遠のくとみていい。
仮にWBC前にトレードされても、新球団でいきなり「WBCに出たい」とは言いにくい。
2年前のWBCでは、日本を決勝進出に導く代打決勝2ラン本塁打を韓国戦で放った。
しかし今回は、WBC出場の前に大きな壁が立ちはだかっている。
ソース:中日スポーツCHUNICHI Web
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