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アジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）決勝第２戦は１２日、アデレードで行われる。
第１戦を３－０で先勝したＧ大阪が初優勝をかけて敵地でアデレード・ユナイテッドと対戦する。
Ｇ大阪を率いる西野朗監督（５３）は「勝って決めたい」と必勝宣言。勝てば、日本人監督の
ＡＣＬ初制覇という勲章を手にするが、西野監督にとって、ＡＣＬでの優勝は単なるステップに過ぎない。
「日本人初の海外クラブ監督」という野望を抱いているのだ。
すでに選手の“輸出”は毎年のように行われているが、日本人監督の海外進出はまだ一人もいない。
「日本人監督が海外のクラブの指揮を執ることができて初めて、Ｊリーグが一人前になったといえる」
と日本サッカー協会の川淵三郎名誉会長が話すように、協会も全力を挙げて“西野監督の野望”
をバックアップする態勢を整えている。
第１戦の１ゴール１アシストに続き第２戦でも活躍が期待される日本代表ＭＦ遠藤保仁（２８）も
「来季はＧ大阪か海外」とＡＣＬでの優勝をきっかけに海外移籍を希望しているが、
西野監督も心境は同じだ。
そのためにもＡＣＬの優勝は逃せない。また、勝てば１２月のクラブＷ杯への出場が決まり、
勝ち進めばイングランドの強豪、マンチェスター・ユナイテッドとの対戦が実現する。
西野監督はすでに、選手たちにもマンＵの対策を講じている。日本人初の海外クラブ指揮官を目指す
西野監督。その視線はこの日の試合よりも、来月のマンＵ戦に向けられている。
ソース：ZAKZAK
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