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群馬県が「グリーンドーム前橋」（前橋市）で年間平均１０日ほど開催してきた競輪事業から
本年度限りで撤退することが１２日、分かった。車券売り上げの伸び悩みから
累積赤字が１億４３００万円に膨らみ、経営改善が難しいと判断した。
グリーンドーム前橋を管理する前橋市と補償金などの交渉に入る。
群馬県はレース開催時に施設を賃借する「借り上げ施行者」で、Ｇ１など人気の高いレースは
開催できない。借り上げ施行者の撤退は全国で相次ぎ、１９９５年の３８自治体から、現在は
群馬県、茨城県取手市、神奈川県藤沢市の３自治体のみ。
県工業振興課によると、群馬県は５５年に競輪事業に参入。現在までに累計約４５億円を
一般会計に繰り入れたが、２０００年度に初めて単年度赤字を計上。０７年度は１１００万円の
黒字だったが、本年度は赤字になる見通しという。累積赤字は一般会計から補てんする予定。
ソース：スポニチannex
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