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朴賛浩(パク・チャノ)に続き巨人イ・スンヨプも来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)
への参加辞退を表明し、韓国代表の大幅な戦力ダウンが避けられない見通しとなっている。イ・スンヨ
プは9日、日本シリーズ終了後に「来年は巨人でいい成績を残さなければならないため、WBCへの参
加は難しい」と明言した。今年は「最悪のシーズンだった」と語るイ・スンヨプは不振の原因として、3月
の五輪最終予選出場を挙げた。
イ・スンヨプの不参加宣言が出ると、韓国野球委員会(KBO)は10日に団長会議を開き、各球団が代
表選手の選出に協力するよう内部結束に乗り出した。表向きにはひとまず各球団の協調体制が整っ
たようだ。しかし各チームのベテラン打者らは依然としてWBC参加に懐疑的だ。早くも斗山・金東柱(
キム・ドンジュ)は日本移籍が実現した場合、代表に参加しないことを表明している。
WBCには朴賛浩とイ・スンヨプの代わりに、インディアンス秋信守(チュ・シンス)とヤクルト林昌勇(
イム・チャンヨン)が参加するものとみられる。第1回WBCに比べ戦力ダウンが著しいのは投手陣。SK
金広鉉(キム・グァンヒョン)やハンファ柳賢振(リュ・ヒョンジン)ら北京五輪代表の若手投手が投手陣
の柱となる見込みだが、球威やピンチでのマウンドさばきの面で、第1回大会の朴賛浩や金炳賢(キ
ム・ビョンヒョン)、徐在応(ソ・ジェウン)に比べ、多少劣るとの評価だ。
コーチ陣の構成も相変わらず不透明だ。ハンファ金寅植(キム・インシク)監督が代表監督を務める
が、同監督が要請した監督級のコーチ選任は実現する可能性が低い。これまでのところ受諾したの
は、投手コーチを担当するヒーローズ金始真(キム・シジン)監督だけ。LG金在博(キム・ジェバク)監
督とKIA曺汎鉉(チョ・ボムヒョン)監督はチーム事情を理由に代表参加を拒否した。金寅植監督は「逃
げ口上だ」と不快感をあらわにした。加えて「それでもやらなければならないこと」とし、代表監督を務
める可能性が高い。コーチ陣は金始真監督をはじめ、李順喆(イ・スンチョル)前LG監督、金城漢(キ
ム・ソンハン)前KIA監督、サムスン柳仲逸(リュ・ジュンイル)コーチらで構成される見通しだ。
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