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巨人の二岡智宏内野手（３２）、林昌範投手（２５）と、日本ハムのマイケル中村投手（３２）、工藤隆人外野手（２７）
の２対２の交換トレードが合意に達したことが１０日、明らかになった。
日本ハムにとっては、願ってもない大型トレードだ。球団幹部はかねてから
「補強ポイントは右の強打者と左の中継ぎ」と明言してきた。
パにはソフトバンクの杉内、和田、大隣、ロッテ・成瀬、西武・帆足ら左の好投手が多い。
右の強打者は不可欠だが、今季の打線は左の稲葉と田中頼みだった。
右方向へ広角に打ち返せる二岡を３番または５番に置けば、得点力の大幅アップが期待できる。
二遊間は田中＆金子誠が堅実で、三塁での起用が有力だ。
また、左の中継ぎは今季新人ながら５０試合に登板した宮西だけ。
左ひじ手術を経て来季はフル回転が見込める林の加入は、放出したマイケルの穴を十分埋められる。
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