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日本シリーズのテレビ視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)が、今季は好調だ。昨年は10%以
下が2試合と低迷したが、今年は一番低い第4戦でも15.7%。6日の第5戦は20.2%を記録した。
20%を超えたのは、新庄(元日本ハム)の引退試合となった2006年第5戦以来、10試合ぶりになる。
日本プロ野球組織(NPB)の関係者は高視聴率に安堵(あんど)の色を浮かべている。シリーズ前は
テレビ局側から、放映権料(推定1億3500万円)の値下げ圧力が強く働いた。昨年のような低視聴率
なら、同じ値段では商売にならないとの理由だ。複数の民放キー局関係者によると、中日が日本シリ
ーズに出場していた場合、一部の試合は地上波で放映されない可能性すらあったという。
人気チームの巨人が出場したことで、最終的に放映権料は据え置きで落ち着いた。テレビ視聴率も
好調。めでたしめでたしと思いきや、トータルで考えると、そう単純ではないらしい。
今季(レギュラーシーズン)巨人戦の視聴率は9.7%。過去最低だった06年の9.6%を上回ったに
過ぎない。「クライマックスシリーズ(CS)や日本シリーズが注目されるのは大変、ありがたいのですが
、このままでは大きな試合だけ中継して、シーズンの試合は地上波でやらなくてもいい、となる恐れも
あります」。キー局幹部は、集中と選択の流れが強まるとの、厳しい見方を示している。
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