08/11/07 15:03:30 AhbbrooO0
ターザン山本のコラム(元週刊プロレス編集長)
お金がお金を生むと考えているから詐欺に引っかかるのだ!
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小室哲哉氏が5億円の詐欺事件を起こした。
つまり、彼はお金の必要性にせまられていたのだ。
そうなると、頭を使って人をだますしかなかった。
詐欺をする側は、そうしていつだって“おいしい話”を作り出す。
うまい話と言い換えてもいい。
それにしても、庶民からすると5億円というのはすごいお金だ。
そんな大金をポンと出せるところがうらやましい。
いや、見方を変えると元からそういうお金だったのだ。
いわゆる、お金は持っている。しかし、それを自分で“使う”わけではない。
お金って、使うためにあるんだけどなあ。使ってこそ、お金は価値がある。
楽しみがあると、なぜ考えないのかである。使わずに持っていて、
そのお金を武器にしてさらにお金を増やそうと思っているわけだろう。
そこにもう、詐欺に引っかかりやすい土壌がある。
だます方からすると、お金を持っているが、
そのお金を使おうとしない人間に目を付けて詐欺を仕掛ける。
だから、ある意味で詐欺に引っかかったあとで「だまされた!」というのは、
半分は自業自得なのだ。お金はただ持っているだけでは、
それこそ宝の持ち腐れ。紙切れと同じ。
使ってこそ初めて世のため、人のためになる。
なぜそう考えないのか、不思議で仕方がない。
振り込み詐欺だってそうだろう。
お金を自分のために使うことができない人、しない人が引っかかるのだ。
頭でっかちという言葉がある。それをいうなら、お金でっかちか?
お金は錬金術のための道具ではない。
本来は一個のおいしい、大好きな柿を買うためのものだ。