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星野騒動で揺れたWBCの監督問題も、終わってみれば巨人軍の原辰徳(50)の起用で
一件落着。しかし、スンナリと決まった陰には、やはり・・・。(中略)
じつは読売サイドが”原監督でいく”と決めたのは、北京五輪の直後だったというのである。
「ぼくが担当するスポーツ新聞に『WBCは原監督で決定』という原稿を書いたのは、
コミッショナー発表より3週間も前でした」
こう話すのは、野球評論家の有本義明氏である。
「北京五輪直後に開かれた報道7社の社長たちが集まる『7社会』の席で、読売新聞の
渡辺会長が”次のWBC監督は、うちの原君でいくからね”と語っていたというのです。
情報をくれたのはある実業家ですが、人格的にも信用のできる人物だったので、
しばらく後に、タイミングを見計らって記事にしました」
しかし、有本氏がこの情報を得た当初は、自分でも半信半疑だったという。
「五輪直後に”原監督でいく”と言ったはずの渡辺会長が、同じ頃に”星野以上の
適任者はいない”などと発言していたものですからね」(中略)
「いまから思えば、『7社会』での渡辺発言は本当だったわけです。つまり渡辺会長は、
五輪直後にはもう星野を見限っていたのだと思います」
それなのに、あえて星野を推すような発言をしたとすれば、これほど人を馬鹿にした
話はないだろう。おかげで、球界も大混乱。そして、後だしジャンケンよろしく、
原をWBCの監督にさせたのか。何だかイヤな感じ。
週刊新潮2008年11月13日号よりごく一部のみを抜粋。全文はご購入の上ご覧下さい。