08/11/06 11:20:00 0
落合監督 凡プレー連続の若手にカミナリ
ぽかぽか陽気のナゴヤ球場に突如、雷鳴がとどろいた。中日・落合博満監督(54)
が5日、秋季練習での若手主体のシート打撃でブチ切れた。「お前ら野球辞めちまえ。
ユニホーム脱げ!」。監督就任後最大の怒声に、空気が一瞬にして凍り付いた。
プロにあるまじき凡プレーの連続。技術論を語る以前の基礎知識の欠如。覇権奪回を
にらむ09年のテーマは、鉄壁の守備陣の構築と現有戦力の底上げ。しかし、常識
レベルの動作が体に染み込んでいない若手のプレーに堪忍袋の緒が切れた。
例を挙げる。一死一、二塁からの中前打。本塁送球に備え、一塁手がマウンド付近で
カットに入る。打球を追った二塁手と遊撃手が何度も二塁ベース近辺でダブついた。
ガラ空きになる一塁。打者走者はフリー。二塁を奪われる危険度は増し、オーバーラン
した敵を挟殺で仕留めることもかなわない。
「悲しいよ。こんなことも知らなかったなんて。野球にベースを空けていい時間なんて
あるはずないだろ。常識以前のプレー。まあ気付かないままよりはマシか。明日から
反復練習だな」。シート打撃後には、急きょ1時間の形式ノックを組み込んだ。
グラウンドに足を向け、ノックバットをペン代わりに、内野手のフォーメーションを
地面に書き込み、意識の徹底を図った。静かなるドンが激しく動いた。
ニュースソース デイリースポーツ online
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