08/11/05 22:18:33 0
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(日本シリーズ第4戦、西武5-0巨人、2勝2敗、5日、西武ドーム)巨人の2勝1敗で
迎えたプロ野球日本シリーズ第4戦(7回戦)は5日、西武ドームで行われ、5-0で西武が
完勝、対戦成績は2勝2敗のタイとなった。
これが日本の秋か…。寒さが身にしみる。マウンドの上で、巨人・グライシンガーはしばら
く動けなかった。所沢ではもはや、2年連続最多勝右腕の面影はなかった。
「西武は非常にいいチーム。足の速い選手も多いし、バランスが取れているよね」
試合開始の午後6時15分ごろの気温は14度。三塁ベンチではストーブが用意されたが、
いきなり首脳陣は凍りついた。前日4日に西武打線を警戒していた助っ人右腕が、立ち上がり
に捕まったからだ。
先頭の片岡に右前打を浴びると、栗山の打席で二盗を許す。この直後、栗山に一塁線を破る
先制二塁打を浴び、1点を失った。決め球のカットボールを痛打されたから、首をかしげるし
かない。
やはり、グライシンガーにとって西武は天敵だった。交流戦では2戦2敗、防御率14.0
0。相性の悪さから4戦目の先発に回されたが、それでも結果は同じ。四回には中島に死球を
与え、両者にらみ合い。その直後、中村にG党でオレンジ色に染まった左翼席に2ランを浴び
た。
相手チームのデータをノートにメモするのが日課の右腕。この日の試合前もロッカールーム
でそのノートを見ながら攻略法を練ってきたが、レオ打線には通用しなかった。六回にも中村
に“おかわりの2ラン”を喫して5失点。西武が同じセ・リーグでなく良かった…。グライシ
ンガーは心の中でそうつぶやいたに違いない。