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・柏-鹿島戦サポーター乱闘 女性・子供を威嚇(10/29・読売朝刊)
URLリンク(www.vipper.org)
Jリーグでサポーターの騒動が起きた9月20日の日立台柏サッカー場での柏-鹿島戦。サポーターが
旗で選手のプレーを妨害するという前代未聞のトラブルだったが、
その影で散発的に続いた小競り合いも、欧州などでのフーリガンの暴走を思い起こさせるほど深刻な
ものだった。
■酒盛り
騒ぎは試合開始2時間前から起きていた。鹿島サポーター約20人が、入場ゲート付近で車座りになっ
て酒盛りを始めた。別のグループは柏サポータに罵声を浴びせ、通行を妨害。
警備員らの注意をよそに、威嚇の矛先は女性や子供にも向けられた―-。
今回の騒動後、Jリーグに柏が提出した報告書には、緊迫した状況が生々しく記されている。ある関係
者は、「従来(のトラブル)は試合が白熱し、サポーターの感情が高ぶって起きたが、今回は根本的に
違う。
もはやサッカー場ではなく事件現場だ。」と語る。
試合そっちのけで酒盛りを続けた一団の中には、係員に「喧嘩をしに来ただけ」と話すものもいた、と
報告書は指摘する。関係者は「最初から騒ぎを起こそうという悪意を感じる」とまゆをひそめる。
■対症療法
騒動後、柏は、鹿島川と一部のサポーターの入場ゲートが同じだったことが火種となったとして、敷地
内の誘導路に柵を置き、ホーム、アウェー双方を完全に分離する対策を決めた。
一方の鹿島は、選手に旗を向けた2人を無期限観戦禁止とし、最前列での旗の掲揚も禁じた。
酒盛りの禁止もチラシで呼びかけるようになったが、対策の主眼は、旗によるプレー妨害の阻止にある
。「厳格に応援のルールを決めるのはどうか」(大東和美社長)と、サポーターの自主性に委ねたい思
惑があるからだ。
だが、この姿勢には鹿島サポーターからも批判が飛ぶ。
13日にフロントとサポーターが意見交換した会合では、「小競り合いのほうが根は深い」「対症療法に聞
こえる」との声が出た。
続く