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坂本、涌井を丸裸！攻略のカギ“積極打法”
巨人・坂本勇人内野手（１９）２７日、日本シリーズの起爆剤として活躍
を誓った。初戦の先発が予想されるエース・涌井を打ち、先手必勝を目標に
掲げた。チームは２８日から全体練習を再開。
ヤングＧのキーマンが、頂上決戦で大暴れする。
５日後の大一番を待ちきれない。坂本が早くも“涌井打ち”を誓った。
「思い切りよく振っていきたい。どんな投手でも失投はあるはず。
見逃したら駄目。最低でもヒット１本は打ちたいですね」と攻略への
ノルマを決めた。
１１月１日の初戦、西武の先発マウンドには涌井が上がるはず。
オープン戦を含めても初対戦。１５０キロ近い直球に切れ味鋭いスライダー、
内角をえぐるシュートを制球よく投げ分ける。「すごい投手であることは
分かっています。どの球種をとっても超一級品」と尊敬する投手の一人だ。
今季、西武との交流戦４試合では、１６打数４安打、打率２割５分だったが、
毎試合安打など、最低限の働きは見せた。「西武の選手のスイングを見ていたら、
しっかり振ることが大事だと、あらためて感じた」とレオナインの積極的かつ
豪快な打撃を見て、スイングを見直した。レギュラーシーズンで全試合先発
出場を果たした坂本が、ひと皮むけた打撃で２歳年上の右腕に立ち向かう。
１軍が完全休養日となったこの日は、ジャイアンツ寮内で汗を流した。
プールで体をほぐし、バットスイングでフォームチェック。チームの悲願
である日本一奪回へ準備を進めた。
日本シリーズでは、クライマックスシリーズ第２ステージと同様に「７番・遊撃」
でのスタメン出場が濃厚だ。「いままでと同じで、全力で向かっていきます」
小笠原、ラミレス、李承ヨプの重量クリーンアップの後を受け、坂本が先手必勝
を狙う。
ニュースソース スポーツ報知
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積極打法で西武のエース・涌井に立ち向かう坂本
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