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梨田監督、ダル酷使NO!「ボロボロになって帰ってきても困る」
日本ハム・梨田昌孝監督(55)が27日、来年3月のWBCに向けて早くも不安を明かした。
日本代表に選出が確実視されるダルビッシュ有投手(22)の酷使が心配な様子。
エースには、開幕直前の3月に体調のピークを合わせる経験もなく、「そら意識するわな」と苦笑いを浮かべた。
秋季キャンプのため沖縄入りしたこの日、原代表監督の就任が事実上、決定。
梨田監督は「誰が良いとか、こっちは言える立場じゃない。皆さんの決定に従うだけ」とバックアップを約束。
続けて「ダルビッシュ? 行くべき人だからね。選ばれるのはしょうがない」とエースの代表選出を覚悟した。
心配は尽きない。
日本ハムのペナントレースを左右する投手だけに、
「シーズン前やし、ボロボロになって帰ってきても困る」と本音を漏らした。
ダルビッシュは今年の北京五輪で先発と中継ぎを兼務した影響で、帰国直後はスタミナ不足に苦しんだ。
さらに「ダルだけじゃないけど、(投手は)早めの始動だから負担がかかるわな」と調整の難しさを指摘した。
北京五輪では先発、中継ぎでフル回転したダルビッシュ。
3月の大会にも対応できるか
第1回大会が開催された06年、日本代表に5投手を供出したロッテは渡辺俊らが
シーズンで不振に陥り、前年王者から4位に転落した。
さらに、ダルビッシュは当時、壮行試合で右肩を痛めた苦い経験もある。
梨田監督は「(起用法は)監督に任せるしかない」と覚悟を決めたかのように締めくくった。
送り出す方は、無事の帰国とその後の活躍を祈るしかない。
◆ダルビッシュの北京五輪と帰国後
北京五輪では初戦のキューバ戦に先発。4回0/3を7安打5四死球4失点の乱調で敗戦投手になった。
予選リーグ最終戦の米国戦では先発で2回をパーフェクト。
米国との3位決定戦でも救援で1回を無失点とフル回転だった。
その影響か、帰国後も好調を維持する一方、9月15日のオリックス戦(札幌D)では
完封ペースの9回に息切れ。4点を失い、逆転された。
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