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メジャー移籍決定的!憲伸 Rソックス有力
中日の川上憲伸投手(33)が今オフ、FA権を行使してメジャー移籍することが26日までに決定的となった。
川上は今季開幕3日目にFA権を取得。
中日との残留交渉はフロントとのあつれきから決裂必至で、
国内移籍も視野にないことでメジャーへ活躍の場を求めるのは間違いない。
移籍先は06年からマークを続けるレッドソックスが有力とみられるが、複数球団による争奪戦となりそうだ。
川上のメジャーへのFA移籍が決定的となった背景には、強いメジャー志向とともに、
球団フロントに対する不信感がある。シーズン中はFAの話題を封印。
ここまで何も語っていないが、すでに残留交渉は決裂必至の状況となっている。
球団側は9月末に西川球団社長が会談。「慰留の意思は伝えた」としている。
しかし、慰留の条件に4年契約を用意しながら、年俸は現在の3億4000万円からのダウンが確実。
今季は北京五輪出場でチームを離れたこともあり、9勝と5年連続2ケタ勝利は逃したものの、
防御率は2・30をマークした。エースの引き留め条件としては寂しい内容で、川上が受け入れるとは思えない。
そもそも、川上とフロントとのあつれきは05年オフの契約更改交渉にさかのぼる。
2年連続2ケタ勝利を挙げたが、後半戦に勝てなかったのがV逸の原因として2000万円のダウン提示。
交渉がもつれる中で、球団に対してポスティングでのメジャー移籍を申し入れた。
これは却下され、結局ダウン更改。以来、自身への低い評価に疑問を抱く川上と球団との溝は深く、
残留交渉も決裂するのは間違いない。
33歳の年齢からも最後のチャンス。ましてメジャーは8年来のあこがれの場でもある。
初めて意識したのは01年。
ヤンキースの守護神リベラのカットボールをテレビで見てからだった。
ちょうど右肩を痛めて秋季練習でリハビリ中。関係者に頼んで投球シーンを収めたビデオを入手して研究。
今やカットボールは川上の伝家の宝刀となった。
先発として2ケタ勝利が計算できる川上がFA宣言すれば、複数球団が獲得に名乗りを上げるのは確実。
中でもレッドソックスは、松坂を獲得した06年オフの時点で獲得候補のリストに入れていた。
>>2以降に続く