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ゲルト・エンゲルス監督(51)とクラブ批判を展開した浦和FW永井雄一郎(29)が
25日、首脳陣との話し合いで全面謝罪した。
クラブ側から厳重注意を受け、26日の新潟戦遠征メンバーから外された。
また、指揮官は本職が右サイドバックのMF山田暢久(33)を再び左サイドで
起用を決断するなど、依然、異常事態は続いている。
貴公子の反逆はわずか1日で終息した。移籍覚悟で監督批判とクラブへの緊急提言に
打って出たはずの永井が深々と頭を垂れた。
「この大事な時期に僕が騒動を起こしてしまった。チームの和を乱したいわけでは
なかった。ゲルトさんともいい話ができた」
25日午後、大原グラウンドで、表情を動かさずに語った。
アジア連覇に失敗するなど無冠危機の不振にもかかわらず、今季のエンゲルス監督
続投を決めたクラブを24日、批判。この事態を重く見たクラブ首脳は、この日の
午後練習直前、永井を呼び出した。
エンゲルス監督、中村修三強化本部長、そして、山道守彦強化部長が待っていた。
「すみませんでした」報道と熱いサポーターからの反響に胸を痛めたレッズ一筋
10年間の生え抜きは、全面謝罪した。反目していた指揮官との会談の末、
和解ムードとなった。「ゲルトと永井ではなく、今はレッズが一番大事。タイミングが
少し悪かった」と話した監督は、新潟遠征から永井を外しサブ組で別調整だった
MF内舘を急きょ招集する事態となった。
指揮官は再び、負傷明けで先発から外れた相馬に代わる左サイドに山田主将を
再起用する奇策に出る。18日の神戸戦ではプロ生活14年間で初めて左サイドで
先発したが、不発で途中交代。22日のG大阪戦ではボランチで活躍しただけに、
山田の再シフトは謎だ。公式戦7試合ぶりの白星へ、必勝計画は瓦解危機に直面した。
ソースはURLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)