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『 J2降格で資金難必至 クラブ株主へアピール
リストアップしてもオファーしない真相 スポンサー集めの話題作り!?』
札幌の「オシム氏招聘」はしたたかな計算か、それともやりすぎか。
前日本代表監督のイビチャ・オシム氏(67)は現在アシマ夫人(64)、元千葉監督のアマル氏(41)を
伴って来日中。昨年11月に発症した脳梗塞の検査とリハビリが目的だが、札幌が「アマル氏監督、
オシム氏は総監督」に動いているという一部報道が出たことで、その周辺がにわかに騒がしくなった。
ところが、アマル氏の関係者は意外な事実を明らかにした。「札幌からの監督のオファーはない。
札幌の幹部と会う予定も全くない。ただ"(時期監督候補として)リストアップしていいか"と聞かれた
ので、それは構わないと言っただけ」。つまり札幌は単にオシム親子を「リストアップ」しただけで、
正式なオファーも打診もしていなかったのだ。
これに一体何の意味があるのか。あるJクラブ関係者は裏事情をこう説明する。「降格も決まった
ので、対外的にアピールするための策ではないか。スポンサーに対しても当然(同様の意味が)
あるだろう」
降格が決定している札幌はスポンサー離れなど運営・資金面での不安を抱えることになる。
オシム氏は体調面の問題もあって、現場復帰の可能性を否定しているものの、日本国内での
オシム待望論は根強い。そこで札幌はオシム氏の名前を出すことで、クラブ株主へアピール。
さらにあわよくばスポンサー契約を勝ち取りたいという思惑が見え隠れする。
もっともこの大胆な作戦には、協会関係者も「札幌は資金難でオシムなんか獲れない。初めから
無理な話。来期は予算も大幅削減聞くし、ブチ上げているだけ」とあきれた口調だ。
オシム氏の札幌入りが実現すれば、資金難、強化策といった問題は改善される可能性も確かに
ある。とはいえ、札幌側の単なる話題作りと言われても仕方のない状況だ。
東京スポーツ 2008年10月25日B版4面(10月24日発売)
URLリンク(www.tokyo-sports.co.jp)
※スレタイ、掲題は紙面より