08/10/23 20:16:49 0
>>1の続き
9月半ばのこのホームページでの話はそうしたところから、これは到底引き受けることはできない、たとえそうした空気が
なきにしもあらずにしても、これは引き受けることはできない、というわたしの本当の気持ちから出たものだ。
北京では短期決戦の難しさというものを改めて味わうことになったが、反省を含めてわたしにもなによりも貴重な体験の
ひとつになった。選手やコーチ、スタッフの全員にも目的は果たせなかったが、きっと今後への糧につながる経験にもなったろうが、
敗軍の将は語らずという通り、絶え間ない批判のなかでは多くを語るチャンスもないままできた。
WBCの戦いはその規模やレベルから見てオリンピック以上のむずかしい、厳しいものになることは誰もが知っている。
リベンジなどという軽々な考え方も見方もはさまる余地がないことぐらい、当事者になれば誰もがわかってくることだ。
少なくともわたしよりももっと、ずっと「強運の持ち主」を選んでいくべきだろうという思いもあった。先月のホームページでの話は、
そうした考えや思いの一端をつづったものだ。
しかし、それでもこの一か月半、WBCの監督人事についてはわたしの名前をもとに、いろいろな人たちの思惑や推測を
もとにした発言などを交えて、さらにエスカレートしかねないような状況だ。実際にはこれは当事者のひとりでもあるわたしが
断定するようなことではないのだけれど、殊にここ数日のマスコミ上での騒ぎようは異常なほどだ。きょうはここでもう一度、
改めて仮にも、わたしにはWBCの監督を応援することはあっても、お引き受けする考えがないことを強調して、
重ねて申しあげることによって平明な審議が進んでいくことを願いたい。
国際試合での日本代表チームの監督、選手はどんなに大変なものか。きょうは今、ここでは多くを語らないでおくけれど、
長い、いつの監督生活のなかでも常に「行蔵(出処進退)は我にあり」として、それを信条としてきたわたしについて多少なりとも
知ってくれている方々にはなにがしか理解して頂けるかもしれない、とそうした思いで、あえて再度、ここにわたしなりの意思を
表明しておきたい。
>>3-9に関連スレ