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野村発言で本命消えた…WBC監督問題の内幕
注目されている来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督は
大本命の星野仙一氏が辞退表明したことで再び白紙に戻った。
当初予定された27日の第2回WBC体制検討会議での決定もままならない状況だ。
これまでの舞台裏と最終段階に入ったWBC監督人事の内幕を明かす。
(以下、誌面より)
15日に行われた第1回WBC体制検討会議の内容をメンバーの1人、楽天・野村克也監督が
「王も『現役監督は難しい。星野がいい』って言っていたかな」、「出来レースなんじゃないの」
と暴露したことから、既定路線だった日本代表・星野監督案に対し、再び批判の声が噴出した。
「WBC体制検討会議は決定機関ではない。非公式なもので、有識者の自由な議論を拝聴したい。
第1回大会の優勝監督の王さんにはコミッショナー特別顧問に就任していただいた。
楽天・野村監督は経験豊富な最年長監督。ヤクルト・高田監督は日本ハムの監督、GMを務め現場、
フロントの両方を熟知している方だ。星野氏は一番近い国際大会の北京五輪日本代表監督を務められている。
野村謙二郎氏は現役に近い立場。選手として2度五輪に出場しており、WBC、北京五輪を現地に行き、解説しておられる」
参加メンバーの人選に関してこう説明する加藤コミッショナーの意向で立ち上げられた会議。
その内容を外部に漏らされては、自由な議論などできない。
「会議の内容を明かすのはおかしい」という高田監督の批判に対し、
「会議の経過、内容が伝わる形にしないと」と野村監督は透明性が重要だと反論したが説得力はない。
会議で「王がやればいい」と発言した程度だった。なぜ会議では沈黙したか?
あるアンケートではWBC監督候補として一番人気にもなっている野村監督。
会議でも出席者からの「ノムさんがやればいい」という声があがらなかったことで
プライドを傷つけられ、気を悪くしたのか。
「ファンの支持率が1位といっても、ファンが監督を選ぶわけではないからね。
今さら73歳のノムさんでもないだろう。もっと若い監督がやるべきだろう。
61歳の星野でもどうかなと思ったくらいだから」という球界OBの意見は正論だ。
>>2以降に続く