08/10/22 09:58:18 HoBeNjLT0
巨人のミラクルVでも盛り上がらず プロ野球で気になるファンとの「温度差」
―人気回復のカギは、制度以上に「選手」改革
「歴史を作り、伝説を作ったと思う」
セ・リーグ優勝を決めた時、巨人・原辰徳監督はお立ち台の上で、こう語った。
今季の巨人は、この言葉通りの快挙を成し遂げた。首位阪神につけられた最大13ゲーム差をひっくり返
しての大逆転優勝。これは「ミラクル」といわれた96年長嶋巨人の11.5ゲーム差を超えるセ・リーグ新
記録であり、日本プロ野球史でも63年西鉄の14.5ゲーム差に次ぐ2位の記録だ。
宿敵といわれる巨人と阪神の対決。しかも終盤は緊迫感あふれるデッドヒートになった。ここに記録も
絡んでいるのだから、プロ野球としてはこれ以上ないドラマである。しかし、その割には世間の反応は
今ひとつだった。
たしかに視聴率は上がった。天王山といわれた9月下旬の3連戦は第1戦=13.1%、第2戦=12.0%、第3戦
=13.2%。最後の直接対決となった10月8日の試合は15.8%と今季最高の視聴率を記録した(ビデオリ
サーチ調べ・関東)。だが、巨人戦の年間平均視聴率が20%を超えていた10 年ほど前に、こんなドラ
マが起きたら、30%近くに跳ね上がり、巷はこの話題で持ちきりになっていたはずだ。
生活用品の値上げに株価の暴落など、不安なことだらけのご時世でそれどころじゃないのだろうが、
だとしても世間のプロ野球に対する反応は冷ややかになる一方だ。
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